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自転車の防犯登録

先日に相談にみえたのは、先週の金曜日の午後であった。
その人が言うのには、市のクリーンセンターで中古自転車を買い、父親が使用していたところ、自転車窃盗として警察から呼び出されたということであった。

盗難防犯カードは張っていなかったのかというと、3000円くらいの自転車なので盗まれてもかまわない防犯登録にかかる500円ほどの費用が惜しいと思いそのまま受け取ったそうです。

その意味で防犯登録制度は、盗まれた自転車が、帰ってくる可能性を担保するよりも、その自転車が自己の自転車である旨、立証できる方がその意味が大きいと思います。

私も大学生時代、乗っていた自転車を桜田門の警視庁前で止められ、ほら、窃盗犯ひとりみっけという感じでにやにや笑いしていた警察官に呼び止めら得たれたことがあります。その時は防犯登録カードをしっかり張っていましたが、警察官からはこのチャリンコ泥棒という態度で当初セッ問い合わせをしておりました。しかし、私が大学の学生証を出した段階で、にやにや笑いは止まり、登録センタに問い合わせたところ、私の自転車であるとわかったのでしょう。すいませんと言われて無罪放免と相成りました。

私の依頼者の場合もお金をケチらずに、防犯登録しておけば、要らぬ疑いをかけられて、弁護士などに相談をしなくてもよかったのです。

皆さん防犯登録はその自転車の所有権を証明するというところに最も大きな意味があると思います。皆さん新車を購入される際は登録されるでしょうが、特に中古を買う際は必要不可欠であります。1000円の自転車でも防犯登録しましょう。
by kanta5988 | 2008-12-03 13:30 | 法律談義
スペルボーン(Spellborn)