アルコール依存症に向けて(20)

昨日はなぜか疲れ切っていたが、一晩ぐっすり寝たら、頭がすっきりした。
今処方されている眠剤は私に合っているようである。
また朝方気持ちがいいということは、私はうつではないということであろう。

ところで、多分に三田に引っ越した後のことであるが、私は、朝起きた時に違和感を感じるようになった。何となく頭が重いような締め付けられるような感じが、朝起きた時からずっと続くのである。

私はてっきり二日酔いだと思い込んだ。
でもそれまで二日酔いの経験は何度もあるが、どんなひどい二日酔いでも、夕方まで寝ていると、治ってきていて、夜になると酒が恋しくなったものです。朝や昼間は、はきそうで天井がぐるぐる回る二日酔いの時など、朝、昼は、神様もう二度と酒など飲みません。早くこの状態から逃れさせてくださいという状態でもそれまでは夜頃には治っていたのであった。

ところがそう飲んだわけではないのに(と言ってもロング缶6本ぐらいのビールは飲んでいたが)、朝から何となく頭の具合がおかしいのである。

不思議に思って、ビールの量を減らしてみたが、朝起きると頭の締め付け感は残っている。
とうとうビール350ミリリットルの一缶にまで減らしたが、朝起きぬけの状態は変わらなかった。

私は不思議に思ったが、なんとなくそのままになっていた、散歩したり、授業に出たりするのに支障が生じるほどもことまではなかったからである。

しかし今から思うと、これは離脱症状であり、私はすでにこのころから初期の依存症にかかっていたのだと思う。

しかし当時の私は、アルコール依存症にかかりかけているなどとは思いもしなかった。
頭の締め付け感は厭であったが、夜のビールは欠かさなかった。

のちに詳しい話はするが、私は三田に住んだのち高田馬場に住むことになった。
この頃になるとさすがに酒をやめてみようという気になり、ビールを飲まない実験を続けたが頭の締め付け感は4,5日やめても残ったままであった。それで私は、私の場合、二日酔いではなく、三日酔い四日酔いといった具合だなと思っていた。

当時、これがアルコール依存症であるとわかっていたらと思うが、当時は気づきはしないままであった。
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