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小塚メソッド

小塚先生の教え方はある意味でワンパターンであった。
答案には~が問題であると問題点をまず指摘する。
法律であるから大抵は条文の解釈が問題点になる。

そしてこの条文の趣旨は~~であると記載する。
趣旨の内容は、教科書で勉強したこともあるが、自分なりにでっちあげることもある。

(自分ででっちあげられるということが重要なのである。教科書にはその教科書を書いた人の自説となるなる趣旨や根拠は、詳しく書いてあるが、反対説、特に判例については結論しか書いていない。だから、自分が正しいと思う説を主張するためには、法律の趣旨を自分なりに書く必要があるのである)

そしてその観点からは、結論はどうすべきであると書くのである。
理由には、形式面からではなく、実質的な利益考慮も加えることとなる。

それで反対説(判例の場合もある)を書いて、その根拠を簡単に書き、その根拠を否定して終わりである。

1問題には数個の論点があるからそれぞれについて同じことを繰り返し、最終的な結論を導くのである。

これで論文式試験の書き方は分った。

ノートには、それに必要な事項を書き込んでいくだけである。

このやり方は実務でも同じである。実務ではこれまでだれも考えたことのない論点が出てくることもある。その際、上記に書いたやり方で自説を書いていくのである。

前回は短答式試験に対し絶対の自信を持ったと話したと書いたが、論文式試験についても、解答の仕方が分り、成績は飛躍的に伸びることとなった。

小塚メソッドは他の資格試験にも応用できると思う。
それに私なりのノートを組み合わせれば絶対である・・・と思う。

ノートは今も残っているのでいづれ写真にでも取ってアップしようと思う。
スペルボーン(Spellborn)