僕が一番楽しかった仕事時期Ⅲ

私は、司法試験に合格するまで、だいぶ時間がかかったので、新人弁護士としては若いという年齢ではなかった。しかし、外形が若かったし、苦しい時期が長かった分、弁護士として働き始めることは、楽しかった。お金も入ってくるし、これまでのビール一本やりから、おいしいワインや日本酒も飲めるようになった。カラオケも修習生時代に鍛えてあったので、昔みたいに逃げ回ることなく堂々と歌えるようになっていた。

私にとって弁護士になったことは盆と正月が一度にやってきたよりも楽しいことであったのである。

しかし皆さん覚えておられるであろうか、私は22、23歳頃にはもはや初期のアルコール依存症になっていたであろうことを、楽しい時代は続かなかった。

確か述べたと思うが北警察に接見に行った時、私の胸は突如痛み出し、それから逃れる為に、私は駅の自販機で350ミリリットルのビールを買って飲んだ。

そこから私は連続飲酒へと落ち込んでいくこととなったのである。

つづく
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by kanta5988 | 2008-08-11 21:36 | 仕事
スペルボーン(Spellborn)