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私は、子供の頃、勉強はできたが、運動は苦手であった。
運動が苦手になった原因は私なりに考えるところはあるが、ここでは述べない。
勉強に関しては特に塾に行くなり、自宅で勉強をするなりしなくても、学校で授業を聞くだけでトップクラスの成績はとっていた。ただ自分から何かしようという積極性に欠けていたと思う。何の努力もしなくてもそれなりのいい子として見られ、それ以上のことをしようという積極性に欠けていたと思う。
中学までは、努力しなくても、トップクラスの成績を維持していたが、高校に入るとさすがに勉強をしないままではそこそこの成績しかとれなくなった。でも塾とかに申し込みはするものの、結局行くのをさぼってしまい、授業料の無駄遣いに終わっていた。
友達に誘われて地学部(もっぱら天体観測がその活動の主であった)に入ったが、活動は積極的でなく、合宿で天体観測という時も、私は写真撮影や凧あげをして遊んでいて、クラブ活動そのものについては全く積極ではなく、友人が持ってきたり私が親父のストックをかすめ取ったウイスキーを飲んで騒いでいた様な気がする。
思うだけで実際には行動に移さない。これが私の本質かもしれない。
ところがアルコールを飲むと、気分が大きくなり、何でも思うどおりになるような気がするのである。私にとってアルコールとはそうした飲料であった。
つづく
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 私がアル中(正式名称アルコール依存症)になったのはいつのころであろうか。
小学生の時にデパートの屋上のビアガーデンで、父から生ビールを飲ませてもらい、おいしいと思った記憶がある。そんな記憶があるところを見ると、冗談半分に父からビールを一口飲ませてもらっていたことがあるのだろう。
 中学生のころにはアルコールには無縁であった。
 高校生の頃になったころ、部活の合宿などで、ウイスキーやブランデーを口にするようになった。そのころから自分でも犬の散歩にかこつけて、自販機でトリスのポケット瓶を買うようになった。でもその頃は、ほんの少し飲むだけであり、それだけで恍惚感が得られた。
ほんの少し飲むだけであったが、あの頃の恍惚感は忘れられない。知らずにマスターベーションをしてしまい、そのあまりの快感に打ちのめされたような感じと似ている。
 それほどアルコールは私にとって自己開放感と恍惚感を伴う薬物であったのである。
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スペルボーン(Spellborn)