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買春雑感

童貞でなくすると言っても、これは一人ではできない。
私と性交渉をもってもよいという女性が必要である。
しかし、わたしは男性ですら付き合いをなくしていた。
女性とつきあうことは、夢のまた夢である。
そこで考えたのは風俗である。ここならお金だけの関係ですむ(親しくなるためにはそれだけではもちろん済まないのであるが)。
そこで情報誌を集め、情報を吟味し、ある風俗(今はソープランドというが、当時はトルコ風呂であった)に、一人で赴き、童貞とおさらばすることとした。
不潔と考える人もいるであろう。しかし童貞でいることはもっと恥ずかしかった。
今日40歳代の男性で童貞と考えられる人は10パーセントもいるらしい。
風俗などに行くことに抵抗がある人もいるのであろう。また都会と違って地方ではその機会すらないのかもしれない。

40歳にもなって初めての経験となるとつらいものがあろう(性的能力は年々衰えるものである)。
それを考えると買春という行為もあながち悪いとは思えない。

もちろん借金のかたにソープに埋められるという行為や、未成年者の売春は絶対的に禁止されるべきであろう。
ただ私の当時の感想としては、知り合った女性はみんな感じよかったし、好きなセックスをしてお金が稼げるのであればそれに越したことはないというものであった。

ただ最近になって、とある弁護士から、自分もそう思っていたが、彼女らと深く付き合うことになって、彼女らの大半が幼年時に何らかの問題があるように思うと聞かさせた。

彼はDV問題などを数多く扱い、表面上は女性の味方という体裁を取っているのに、その自分がソープの女性と付き合っていることなど非常に恥ずかしいことであると顔を赤らめながら私に彼の性的行動を語ってくれたのであるがその彼をして売春に携わる人間には、心のどこかに傷を負っているということであった。

売買春という行為は、どんなに規制してもなくならないであろう。
ロバート・A・ハインラインのメトセラシリーズの中に、「愛に時間を」という3部作があり、そこでは売春をするには、資格が必要であり、世の中から尊敬される存在であるとなっていたはずである。確かに私のように女性に縁がない人間にとって、やさしく接してくれる女性は、看護師のような存在であった。
私のような立場の人間からすれば、いたずらに抑え込むのではなく、女性の人権を尊重したよい形があればと思うのであるが・・・

なおこの文章は、女性からボコボコにされることを覚悟しての文章である。

次回は、買春と自殺ほう助罪の関係についてである。
私はこの事件を扱う途中で連続飲酒となった思い出深い事件である。
by kanta5988 | 2007-12-12 12:32 | 人生
スペルボーン(Spellborn)