僕が一番楽しかった仕事時期Ⅳ

私が勤務していた事務所はには、冷蔵庫があり、ビールが詰まっていて、5時を過ぎるとみんなビールを飲みながら、仕事をしたり、くだらないおしゃべりをしていた。

5時になればビールが飲めるということはアル中にとって最も嬉しいことであった。
新人弁護士の私も遠慮なくビールをあけ、話をしながら仕事をしたものである。

それがいつの間に朝から酒がないと体が動かなくなってしまった。

私は朝、7時ころまずワインをあけ、それを2本程度流し込んだ後に、やっと仕事に行ける状態になり、事務所でも外に出る機会があるとビールを探して飲んでいた。

仕事が済んだ後は、そく飲み屋に駆け込みビールをあけていた。周りには私のようなアル中がたむろしていたが、気にならなかった。

ただ私には、理想的な事務所に入りながら、なぜ落ちていくのかがまったく理解できなかった。

夜ビールを飲んでいても滅びの予兆を感じざるを得ない時期であった。

僕の一番楽しかった仕事時期、いったん閉幕。
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by kanta5988 | 2008-08-12 23:03
スペルボーン(Spellborn)